スーホの白い馬に登場する馬頭琴が見られるのは浜松市楽器博物館!

馬頭琴(ばとうきん)といえば小学校の国語の教科書にでてくるスーホの白い馬というお話で登場する楽器ですね。

お子さんを通じて【馬頭琴】や【スーホの白い馬】というフレーズを聞いている方はかなり多くいらっしゃると思いますし、親御さんも子供のころ国語の授業で触れられている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
筆者は現在30代後半ですが、小学校時代(何年生かはわすれてしましました)に【スーホの白い馬】を勉強したことを今でも記憶しています。

こちらの記事では、お子様目線を含めつつ親御さんに向けて

■ 馬頭琴の本物が見てみたい
■ 馬頭琴を見に行けるところはある?

について情報提供をしていくものです。

現在のようにインターネットがそこまで普及していなかった時代には、【馬頭琴】の本物を画像で見る機会もありませんでしたし、検索するようなツールもありませんでした。

本物の馬頭琴ってどんな形をしているのだろう?
どこに行けば見られるのだろう?

お子さんのそんなニーズに是非答えてあげてください。

馬頭琴について

先日、実際に馬頭琴の本物を見てきました。JR浜松駅のすぐ近くにある浜松市楽器博物館です。
第1展示室のアジアの楽器の展示エリアに馬頭琴を展示してある場所があります。

すぐ横に「スーホの白い馬」の絵本が置いてあり、馬頭琴の演奏画像も流れていました。

馬頭琴はモンゴルの楽器でモリン・ホールとよばれる楽器の中国名(日本名も同様)になります。

がついた」という言葉のとおり、楽器の竿の先端部分が馬の頭の形をしてるためそのように呼ばれています。

詳しくは、添付させていただいた画像および以下参考にしたページの引用文をご覧ください。

モンゴルの胡弓の一種でモリン・トロガイ・ホーレあるいはモリン・フールと呼ばれるものの中国名。高さ 25~30cm,幅 17~27cmの斧形の胴の両面に羊皮を張る。棹の長さ約 1m。棹の頭部に馬首の装飾をつけるので馬頭琴という。腸弦,絹糸,馬尾などの二弦を馬尾を張った弓で奏する。低く柔らかい音色をもち,独奏,合奏,歌の伴奏に用いる。アラビア人の胡弓類の変形と考えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

【スーホの白い馬】では、

■序盤省略(お子さんの教科書で是非確認してください)
■離れ離れになってしまった白馬が傷つきながらも主人公のところに戻ってくる(たくさん矢が刺さっている)
■戻ってきてくれたのに残念ながら亡くなってしまう
■その後主人公が夢を見る「私の骨や皮やすじや毛を使って楽器を作ってください」

以上の流れで、白馬からメッセージを受け取り、実際に白馬の体を使って楽器を作りいつもそばに置いていた。

というストーリーです。

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馬頭琴は馬の骨や皮やすじや毛でできている。
これが、子供たちの共通認識です。私もそう思っていました。

現在の馬頭琴は木製の素材がベースで、弦と弓の部分には馬の尾毛を使用していたりしますが、子供たちのイメージとはギャップが少しあります。

物語では、ほとんどの素材が馬の体使って作られているようなイメージですが、現在のものは象徴的な木製の馬の頭のシルエットが馬頭琴の代名詞となっており、馬そのものの体の素材が使われている感じはなくなってきているのが現状です。昔は木製の箱の表に動物の皮革を張っていたようです。

モリンホールは先端が馬の形を模した棹と、四角い共鳴箱、2本の弦から構成される。弦を支える駒が上下にあり、音程の微調整にも利用される。本体は木材を用いる。本体の共鳴箱や棹の材質は製作者によって異なるが、内モンゴルではエゾマツやシロマツなどの松材を用い、モンゴル国ではシラカバを用いる場合が多い。旧来は共鳴箱の表にヤギや子ラクダ、子馬などの皮革を張っていたが、モンゴル国では1960年代にソ連の楽器職人D.ヤローヴォイの指導により、内モンゴルでは1980年代になってB.ダルマーやチ・ボラグらが中心になって、木製の表板を用いるように改良が加えられ、さらにf字孔や魂柱などの要素も加わった。弦と弓はウマの尾毛またはナイロンを束ねて作る。ウマの尾毛の場合、低音弦は100-130本、高音弦は80-100本、弓は150本-180本程になる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:モリンホール

こういった情報はネットで詳しく調べたり、実際に見にいったりすることで補うことができますね。

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百聞は一見に如かず

興味をお持ちのお子様には是非一見する機会を提供してあげてください。

馬頭琴を見られる場所について

浜松市楽器博物館

今回は、静岡県浜松市にある浜松市楽器博物館で展示された馬頭琴を見つけました。
JR浜松駅北口から東へ徒歩10分弱のところにあります。

浜松市楽器博物館の地図はこちら

静岡県浜松市は、ヤマハ・カワイ・ローランドを筆頭に世界的に有名な楽器メーカーをはじめとした200社以上の楽器関連企業が集まる楽器の町です。
そんな、楽器の町にある浜松市楽器博物館は、今回題材にあげさせていただいた馬頭琴のみならず、多くの国や地域の様々な楽器が展示されているとても素晴らしい博物館です。

浜松市楽器博物館

開館時間  9:30~17:00
休館日   毎週水曜日
入館料   以下の通り

常設展観覧料 大人 高校生 中学生以下
個人 800円 400円 無料
団体(20名以上) 640円 320円 無料
団体(80名以上) 480円 240円 無料

私が訪問した際に、入り口に入って最初に飛び込んできた映像はこちらです。これも楽器なんですよ。

馬頭琴を見ることができる場所を調べてみました

他にも、馬頭琴を見られる施設がないか探してみました。

国立民族学博物館

開館時間  10:00~17:00
休館日   毎週水曜日
入館料   以下の通り

区分 個人 団体(20名以上)
一般 580円 490円(/1人)
大学生 250円 200円(/1人)
高校生以下 無料 無料


民音音楽博物館

開館時間  11:00~16:00(平日・土曜)
      10:00~17:00(日曜・祝日)
休館日   毎週月曜日
入館料   無料

 

馬頭琴が見られる施設については、引き続き調べて追記できたらと思います。

たくさんの子供たちが、学校の勉強で出会った馬頭琴に触れ合えますように。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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