カタカナ用語を無理に使って恥をかくな!心理学的アプローチで考える

ビジネスシーンでよく使われる流行のカタカナ用語、最近よく耳にしますよね。
なぜカタカナ語や専門用語を多用する人たちが増えてきているのでしょうか?

理由は簡単です。

【自分の実力以上に能力があるよう周りに見せつけたい】ため、本やテレビなどから得た知識を披露して賢いと相手に思わせようとしているのです。

心理学的に表現すると、知性化という心理が働いている状態です。

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知性化とは・・・わざわざ難しい表現を使い、自分を知的に見せようとする心理です。
自分を直視せず、観念的な世界に逃避する傾向も強いです。

知識が浅いのに無理して難しい言葉を使用しても、言葉の理解が浅いため使い方に深みがなく、その言葉の本質に迫れていないことがよくあります。そんな使い方をしていてると自分が恥をかいてしまうケースもあるわけです。

本当に実力のある知識人は、だれにでもわかる言葉で表現や説明ができます。無理に難しい言葉を使う必要はありません。

知性化の話に戻りますが、その行動は自分に自信がないコンプレックスの裏返しとも取れます。「時代に乗り遅れたくない」「まわりの多くの人が使っている」などの心理も関係しているでしょう。常に新しいものを追いかけて自分のものにしたいという傾向から、最新の用語にとどまらずスマホやパソコンなどの新商品にもすぐに反応し、購入したことを自慢することで自分を良く見せたいタイプでもあります。

 

ビジネスマンが使いたがるカタカナ用語⑳

参考に【ビジネスマンが使いたがるカタカナ用語⑳】を見てみましょう。用語の解説はシンプルな内容に留めさせていただいていますので、気になったワードがあった方はさらに深堀りしていただき、より理解されてから会話の中で使用していただくことをお勧めします。

以下に、ビジネスシーンに登場するカタカナ用語を20個用意してみました。(ランキングではありません)

  1. IOT(アイオーティー)
  2. アジェンダ
  3. アライアンス
  4. イノベーション
  5. インセンティブ
  6. エビデンス
  7. カンファレンス
  8. コモディティ化
  9. コンセンサス
  10. サマリ
  11. シナジー
  12. スキーム
  13. ディシジョン
  14. ドラスティック
  15. バイアス
  16. プライオリティ
  17. ペンディング
  18. ポテンシャル
  19. マイノリティ
  20. マジョリティ

あなたは20個のうちいくつ知っていましたか?
わからないものや気になるものがあれば確認してみましょう。

  1. Internet of things の略(ネットとつながった物のこと)
  2. 予定表/行動計画
  3. 複数企業が連携して事業を行うこと
  4. 技術革新/経営革新
  5. やる気を起こさせる
  6. 証拠
  7. 会議/協議
  8. 一般化
  9. 合意/意見の一致
  10. まとめ
  11. 相乗効果
  12. 仕組み/枠組み/計画
  13. 決定すること
  14. 抜本的/思い切った
  15. 偏り
  16. 優先順位
  17. 未決/保留
  18. 潜在的能力/可能性
  19. 少数派
  20. 多数派

日頃から目にしたり耳にしたりするだけでは全ての言葉の意味は理解できないはずです。新しい言葉に触れたときには、意味を調べるなどして理解していかないと、そのワードの響きやイメージだけがインプットされて曖昧なままの使えない知識になってしまいます。

曖昧な状態で無理に使うと、伝えたいことが相手に伝えられません。聞き手がこれらの用語の意味を知らなかった場合、たとえ使い方が正しく素晴らしい表現で話せたとしても相手には伝わらないのです。

聞き手側も、そのワードの意味が分からないまま「○○の意味が分からないので分かるようにもう一度説明して!」などと聞き返すタイミングを失ったまま会話が終わってしまい、「あの言葉はどういう意味だったのだろう?」という後味の悪いイメージだけが残ってしまいます。聞き手に残された道は、そのワードを検索して個人的に納得するか、調べずにわからないままのどちらかです。いずれにせよ【相手が分からない言葉を使って話しても伝わらない】は間違いありません。日本語が分からない人に日本語で話をしているようなものです。そんなこと誰でもわかりますよね。

自分が恥をかかないために難しい言葉を無理に使うのではなく、聞き手として意味を理解していくようにすれば問題ないのです。自分が聞き手になった時に言葉の意味が理解できていれば会話は成立しますからね。

カタカナ用語を無理に使用すると、次のような不都合が発生してしまいます

■ 意味をしっかり理解せずに使用して自分が恥をかく
■ 使った言葉を相手が理解できず会話が成立しない

したがって、相手にわかる言葉で簡潔に伝えることが最高の会話になるわけです。【話し手としては簡潔に表現し、聞き手としてなるべく広い知識を持つ】です。

カタカナ用語を使用するかどうかの2つの判断基準

先ほどからお伝えしている通り、使わなくても成立するけどあえてそのような用語を使用する際には次の2つの点に注意しましょう。

■ 会話の相手や目的によって使い分けること
■ 自分を賢く見せる必要があるのか考える

会話の相手や目的によって使い分けること

相手に伝わらないワードを使用することのメリットとデメリットを理解し、見極めながら使いましょう。

メリット  わざわざ難しい表現を使うことで自分を知的に見せられる
デメリット 伝えたい内容が伝わらない可能性あり

何度も言うように無理に使う必要はありません。自分にメリットがあるときのみ使うようにしましょう。

メリット・デメリットとは別に次のようなケースではやむを得ず使用しなくてはならない場合も考えられます。

■ 社内ですでに公用化されているので理解・使用は必須 覚えて使うしかない
■ 相手の分からないワードを使用して会話を煙に巻きたい

自分を賢く見せる必要があるのか考える

■ 相手に良いイメージを与えたい
■ 会話の主導権を握りたい

他にもいろいろありそうですが、何度も触れているとおり誰かが理解できないかもしれない表現を多投することが果たしてベストなのでしょうか?

【自分を良く見せたい】【会話をリードしたい】これらの思考はどちらかといえば自己中心的に思えませんか?

特にお客様が相手の場合は注意が必要です。誰に何を伝えるために会話をしているのかしっかり考えましょう。

要は、相手ファーストで話そうとするなら難しい表現は要らないということです。

あなたが行う選択の理由は?

もしあなたが、難しい用語をよく使うかたであったとします。なぜ好んで使うのでしょう?

「使ったほうが恰好いいから」「皆使っているから」ですか?答えは十人十色、たくさんあると思います。

誰もが 毎日 毎時 毎分 毎秒 、今どんな行動をとるかの選択をしています。

ふとした瞬間にあなたがとった選択について【なぜその選択をしたのか】を少し考えてみて下さい。
その選択は本当に正解だったのか、それとももっと良い選択があったのか。

それが分かるのは、唯一あなた自身です。

私も、いろんな自分のとった行動について後で自問自答しています。
今回のこの記事はこの内容で良かったのか。もっと良い書き方はなかったのか。日々精進です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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